略歴
株式会社情報工場 顧問
株式会社トラスト 顧問
元 住友生命保険相互会社 法人部長
小林博重との関係
変なおっちゃん(笑)
自分を過大に見せようともしないし、知恵が変に回りすぎてるとか、けれん味みたいなのがなくて、すごく正直な人ですよね。
小一時間話しているだけで、広がり方だったり、自分の利益優先で物事を判断してないっていうのがわかるじゃないですか。そこですよね、そこにつきますよね。ありのままですよね。
事前にご経歴とか聞いて、こっちはいろいろ想像してますから(笑)東大応援部、安田信託銀行って聞くと官僚みたいな人を想像しますよね。
実物に会った瞬間、変なおっちゃんですよね(笑)いい意味で想像を裏切られました(笑)
そもそも株式会社ザイマックスの藤原さんが、僕の定年退職祝いのプレゼントに小林さんとの出会いを用意してくれたんです。
藤原さんとは僕が住友生命に勤務していた頃から10年位の付き合いなんです。住友生命とザイマックスは仕事上のパートナーなんです。
お互いに色んな人を紹介しあってきたのですが、何故か彼は小林さんだけは取っておいてくれてたんです。
僕の定年退職を待って、「やっとプレゼントを渡せます」と小林さんを引き合わせてくれました。今年(2016年)の5月のことです。
もう、すぐです。小林さんとあってすぐお互いに意気投合して。
お会いしてからたった3ヶ月位間に、こんなに頻繁にお会いしている人は小林さんが初めてです。
それを藤原さんは見抜いてたんです(笑)
僕も実は前職から小林さんと似たような仕事の仕方をしてきました。
保険会社の法人営業部の仕方のない宿命みたいなのがありまして。営業は「自分たちの力で契約を取ってこい」となるんです。
マッチングして、ありがとうとお客様に言っていただけないと、それしか保険を勧める手段がないわけです。
保険会社が売っている商品って基本的に全部同じじゃないですか。
なぜ住友生命の保険に加入するのか?ってなった時に、「担当者が○○をしてくれたから」ってなるシチュエーションを作らないとだめなんですよ。
だから僕はこのマッチングすることで、お客様同士を引き合わせて、両方から「ありがとう」といってもらえる環境をずっと作ってきた。
今まで出会わなかったのを、出会ってもらうことによって、新しい仕事が生まれて、お互いに新しい利益が生まれるって状況を作ってきた。
住友生命っていう会社は風土として異業種交流会なんかもいっぱいやってます。それも発想は同じことですよ。
お客様集まってもらって異業種交流会やって、住友生命が場作りをしてくれたおかげで仕事になりました、ありがとう、と。
僕らもお客様に「ありがとう」といっていただくためにやってる。
でも保険会社ですよと(笑)これは営業ですからタダ働きはしませんよ。そういうことははっきり言います(笑)
早速小林さんのネットワークの方とここのお客様とつながって、すぐビジネスが始まりました。
小林さんは人脈が広くて、私も法人営業部でやっていましたから、出会ったのはつい最近ですけど、いろいろ知ってる人同士が錯綜してるんです(笑)
4月1日(定年退職)以降、小林さんと出会ってからすごく楽なのが、住友生命時代のときは、従業員ですから最後は保険加入につながることを目的としていますよね。
ところが今はもうフリーですから、誰と誰を引き合わせても良いわけですよ。保険につながる、つながらないは関係ないですから。
とにかく引き合わせた人たち全員から「ありがとう、ありがとう」と言ってもらえて、
ものすごくやりやすい。面白いですね。今はそんな感じです。
その辺が小林さんと似てるんだと思います。
退職した後のほうが、小林さんの真価を実感できる。それを藤原さんは見抜いてたんでしょうね。
フリーでいるほうが小林さんとのお互いの親和性が高まりますし。退職祝いは最高のプレゼントだろうと(笑)
私とか小林さんと同じように、フリーランスで顧問料を頂いてってやっている人って世の中には結構いっぱいるんですが、
これまた芸風がそれぞれありましてね、やり方が違うんですよ。
そんななか、小林さんは顧問先にしっかり利益をもたらすことを第一に見定めていて、「喜んでもらってなんぼや」というのがお有りなんですよね。
私は定年退職以前はそれで保険をとってこなきゃいけなかったですが、今はすごい楽なんですよ(笑)とにかくありがとうといってもらえれば良いわけですから。
今年は人生の転機というか刺激的ですね(笑)さっき会ってた人からも「お前活き活きしてる」と言われました(笑)
僕の今の生き方のモデルになってる人がいるんですが、住友生命時代での先輩で10歳上の人なんです。
僕がしんどい時期に上から手を差し伸べてくれた人なんですけど、その方が僕より10年先に定年されて、今の僕の生き方をモデルとしてずーっと見せてくれてたんです。
これは笑い話なんですけど、その方が10年前から「俺はこういう生き方をしてこれだけ顧問をやってるから、できるだけ手伝ってくれな、協力してくれな」って言うことで幾つかの仕事をお手伝いしてたんです。
「お前が定年になるときには俺は70歳になるから、この顧問先をお前に全部譲るから、そういうつもりで頼むな」と言われてたんですよ。
そしたら2年くらい前ですよ、その方がね営業カバンをどうだと見せてきて「昨日な、女房がこのカバン買ってきてくれたんだよ」って言って、
「良かったですね~と言ったら次出てきたセリフが「女房がな、この営業かばん10年は持つわよ~」って(笑)
本人は奥様から贈られたカバンが嬉しくて僕に自慢しているんですけど、それ、どういうことですか、話が違うんですけど!(笑)と言ったら
本人も自分が言ったことに気づいて、スマンスマンと(笑)じゃあ2つくらいは俺が今いる会社にお前の顧問の席も用意してあるから、2つくらいで勘弁しろ、他は自分で探せ、と。
僕は10年前から定年したらこういう生き方をするんだとシミュレーションしてましたから。いい先輩に恵まれたと思います。
同僚とか普通のサラリーマンをやっている人とかに今の有り様を説明するのってつくづく難しい。
住友生命OBのイメージする第二就職っていうと、やっぱりどっかの会社に日勤して、というイメージみたいです。
僕もそうですけど、先の話の先輩も、机もPCも電話も何もいらないよと言っています。基本的には定年前からお付き合いがありますから。
逆に言うと小林さんがもし怖いとすれば、「この人を上手いこと使ってやろう」とか利益のためだけに、人と人が付き合うということを避けてとかいう考えがあると、拒絶されると思います。
こちらも「長島 章」として付き合い、その中でお互いが片通行にならないように行きましょうという気持ちを持てないと、付き合っていけないというか失礼に当たると思う。
気持ちと気持ちの付き合いをすれば、小林さんは応えてくれますよ。